KF-10

2018年以来の全種目完走を果たした車両です。KF-09のブレーキトラブルを克服し、十分な試験走行を重ねた結果、全種目完走を達成しました。また、整備性に優れているだけでなく、身長差を問わず快適に操縦できるコックピットを実現しました。

KF-09

2019年以来、車検通過、動的種目出場を果たした車両です。昨シーズンの加工の失敗や溶接のトラブルの反省を活かした加工がしやすく、整備性の優れた車両となりました。しかし、シェイクダウン日程が遅れたことから試験走行を十分に行うことができず、ブレーキトラブルによりエンデュランス完走は叶いませんでした。

KF-08

2019年以来、チームとして3年ぶりの大会参戦を果たした車両です。しかし、チームメンバーの経験不足から開発日程の遅れが重なったことに加え、各種部品の設計ミスや加工の失敗に起因するトラブルが多発し、動的種目への出走は叶いませんでした。

KF-07

KF-06と同様にパーツを流用しつつ、その他の設計内容を見直すことに注力しました。インテークシステムを新たに設計する事で、パワーを向上させることができました。また、サイドポンツーンを必要最小限としたことで重量軽減等も実現でき、全体として14.5kgの軽量化を実現しました。

  大会では、大きなトラブルなく車検を通過、2年連続で全種目出場を果たし、オートクロスのタイムを大幅に向上させることができた車両です。

KF-06

KF-05のパーツを流用しつつ、その他の設計内容を見直すことに注力しました。その結果シート燃料タンク等多くのパーツの余分の重量を削ぎ落とし、全体として10kgの軽量化を実現しました。大会では吸気?ブレーキ系パーツの破損等のトラブルを乗り越え、チームとして初となる全動的種目の出走及び完走を達成し、一つの大きな区切りとなった一台です。

KF-05

KF-04時に使用していた4気筒エンジンの故障を受け、新たに2気筒エンジンに変更し、サスペンションを一新するなどKF-04からの変化を伴いつつ、チーム全体の技術力を大きく向上させた車両です。

KF-04

KF-03で不具合が発生した駆動系やペダル機構の一新など、KF-03での反省を活かした部品を多く含んでおり、同時にKF-05以降の車両の基礎となるデータの収集を目的に設計された車両です。

  大会では、初めて技術車検を通過することができました。しかし、チルトテーブル試験、騒音試験、ブレーキ試験での4輪ロック試験では、一回で通過することができませんでした。その修正に時間を要し、大会4日目のオートクロスのみ出走する結果となりました。

KF-03

KF-02の問題点を解決することを目標として製作された車両です。フレームはKF-02のフレームを一部変更したものを使用することで、製作期間を大きく短縮することができました。自作の排気管やチーム初挑戦となるアルミニウム溶接で製作された燃料タンクなど、チャレンジングな部品を多く含んでいます。

  大会では、車検フォローアップに合格し、チルトテーブル試験、騒音試験には無事合格したものの、ブレーキ試験で4輪ロックの項目を満たすことはできず、技術車検を時間内に通過することができませんでした。また、製作精度の関係で設計と実物の細かなズレが多く存在するため、狙った性能を発揮できるのか判別のつかない車両でした。

KF-02

KF-01製作での経験を踏まえて、完全に新規の設計で開発された車両です。KF-01では外注にてフレームを製作していましたが、KF-02ではフレームを自作し、またそれぞれの部品設計を、大会レギュレーションを踏まえつつ見直したことで、全体で40kg超という大幅な軽量化を達成しています。

  経験不足から開発日程の遅れが重なり、期限内でのシェイクダウンが行えず、動的種目への参加は叶いませんでした。大会終了後も2015年度チームが主体となって製作?改善を行い、10月中旬にシェイクダウンを成功させました。

KF-01

初の走行可能な車体となり、学生フォーミュラ車両の基本的な構造や車両開発手法を得るための基準となる車両となりました。

  基本に忠実な設計開発も心がける中にもチャレンジングな部品も取り入れ、シェイクダウン証明提出期限内に車両を走行させることに成功し、初めて動的審査への参加資格を得た状態で大会へと臨みましたが、技術車検の要件を満たすことができず、大会会場で走行を行うことはできませんでした。