文学部比較文化学科、齋藤公太先生のゼミでは、2月初旬フィールドトリップにいらっしゃっいました。齋藤先生は日本の宗教文化を専門とされていらっしゃいます。楽しい旅の様子がうかがえる写真をいただいたので、ちょこっとご紹介します。







齋藤先生に今回のフィールドトリップの目的を教えていただきました。
2月5日から7日にかけて、ゼミ生7名とともに神戸?京都でフィールドトリップを行いました。日本における宗教文化の多様性について学ぶことが今回の大きな目的です。
1日目はまず神戸に到着。カトリック神戸中央教会や神戸ムスリムモスクといった宗教施設を見学しました。モスクではイマームからイスラームについての解説を受けることもできました。
2日目は京都に移動し、慶長年間創業の老舗出版社である法藏館を訪問。江戸時代以来の版木を収蔵する板木蔵を特別に見学させてもらい、木版?金版を使ってブックカバーを作るワークショップも体験しました。東本願寺や下鴨神社も見学してきました。
3日目はインド風の建築で知られる本願寺神戸別院や、道教寺院である関帝廟などを見学しました。以上のフィールドトリップを通じて、日本社会のなかにきわめて多様な宗教や文化が存在していることを、実際に体験しながら学ぶことができました。神戸と京都の街並みを散策しつつ、異質な文化に触れる楽しさを実感した旅となりました。
ゼミの仲間と旅行をするというのは、貴重な経験だったと思います。
齋藤先生、齋藤ゼミのみなさん、ありがとうございました。
北九大文学部には、ほかにも魅力的なゼミがいっぱりありそうですね。これからもどんどん紹介していきたいと思います。